中里 介山

大菩薩峠

23 他生の巻

新字新仮名 約153,475字・読了目安307分

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一 清澄の茂太郎は、ハイランドの月見寺の三重の塔の九輪の上で、しきりに大空をながめているのは、この子は、月の出づるに先立って、高いところへのぼりたがる癖がある。人に問われると、それは、お月様を迎えに出るのだというが、しかし今晩は、どうあって…

作品情報

分類NDC 913
公開日2004-02-20
最終更新2014-09-18
底本 「大菩薩峠8」ちくま文庫、筑摩書房
入力tatsuki
校正原田頌子

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