新美 南吉

疣

新字旧仮名 約10,154字・読了目安20分

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一 兄さんの松吉と、弟の杉作と、年も一つ違ひでしたが、たいへんよく似てゐました。おでこの頭が顔の割に大きく、笑ふと、ひたひに猿のやうにしわがよるところ、走るとき両方の手を開いてしまふところも同じでした。 「二人、ちつとも違はないね。」 とよ…

作品情報

初出「牛をつないだ椿の木」大和書店、1943(昭和18)年9月
分類NDC K913
公開日2011-11-01
最終更新2014-09-16
底本 「日本児童文学大系 第二八巻」ほるぷ出版
入力菅野朋子
校正富田倫生

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