中里 介山

大菩薩峠

35 胆吹の巻

新字新仮名 約67,889字・読了目安136分

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一 宇治山田の米友は、山形雄偉なる胆吹山を後ろにして、しきりに木の株根を掘っています。 その地点を見れば、まさしく胆吹山の南麓であって、その周囲を見れば荒野原、その一部分の雑木が斫り倒され、榛莽荊棘が刈り去られてある。そのうちのある一部分に…

作品情報

分類NDC 913
公開日2004-05-14
最終更新2014-09-18
底本 「大菩薩峠16」ちくま文庫、筑摩書房
入力tatsuki
校正原田頌子

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