牧野 信一

くもり日つゞき

新字旧仮名 約5,573字・読了目安11分

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歌合せ 外に出るのは誰も具合が悪かつた。 それで、飽きもせず彼等は私の部屋に碌々とし続けた。(――と私は今、村での日日を思ひ出すのである。つい此間までの村の私の勉強室である。私は余儀なく村を立ち去つて、今は都に迷ひ出たばかりの時である。) …

作品情報

初出「時事新報 第一六三九七号~第一六四〇一号」時事新報社、1929(昭和4)年2月10日~14日
分類NDC 913
公開日2010-08-10
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第三巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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