牧野 信一

黄昏の堤

新字旧仮名 約3,762字・読了目安8分

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一 小樽は、読みかけてゐるギリシヤ悲劇の中途で幾つかの語学に就いての知識を借りなければならないことになつて、急に支度を整へて出かけた。停車場の辺まで来ると時間で出るバスが恰度出発したばかりのところで、走つて行くのが行手に見えた位だつたので、…

作品情報

初出「若草 第五巻第十号」宝文館、1929(昭和4)年10月1日
分類NDC 913
公開日2010-08-31
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第三巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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