牧野 信一

晩春の健康

新字旧仮名 約7,200字・読了目安14分

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羽根蒲団の上に寝ころんでゐるやうだ――などゝ私は思つた位でした。――午頃まで、この儘眠つてやらうかしら、などゝも私は思つたりしました。 春先で、思ひ切り好く晴れた朝の海辺なのです。――もう、かれこれ二時間も前から私は渚の暖かい砂の上で退屈な…

作品情報

初出「週刊朝日 第八巻第六号」朝日新聞社、1925(大正14)年8月2日
分類NDC 913
公開日2010-05-21
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第二巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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