岡本 綺堂

火薬庫

新字新仮名 約10,748字・読了目安21分

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例の青蛙堂主人から再度の案内状が来た。それは四月の末で、わたしの庭の遅桜も散りはじめた頃である。定刻の午後六時までに小石川の青蛙堂へ着到すると、今夜の顔ぶれはこの間の怪談会とはよほど変わっていた。例によって夜食の御馳走になって、それから下座…

作品情報

初出「子供役者の死」隆文館、1921(大正10)年3月
分類NDC 913
公開日2006-06-23
最終更新2014-09-18
底本 「蜘蛛の夢」光文社文庫、光文社
入力小林繁雄、門田裕志
校正花田泰治郎

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