泉 鏡花

伊勢之巻

新字新仮名 約22,824字・読了目安46分

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昔男と聞く時は、今も床しき道中姿。その物語に題は通えど、これは東の銭なしが、一年思いたつよしして、参宮を志し、霞とともに立出でて、いそじあまりを三河国、そのから衣、ささおりの、安弁当の鰯の名に、紫はありながら、杜若には似もつかぬ、三等の赤切…

作品情報

分類NDC 913
公開日2006-03-17
最終更新2020-01-15
底本 「泉鏡花集成4」ちくま文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正土屋隆

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