泉 鏡花

夜釣

旧字旧仮名 約4,956字・読了目安10分

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これは、大工、大勝のおかみさんから聞いた話である。 牛込築土前の、此の大勝棟梁のうちへ出入りをする、一寸使へる、岩次と云つて、女房持、小兒の二人あるのが居た。飮む、買ふ、摶つ、道樂は少もないが、たゞ性來の釣好きであつた。 また、それだけに釣…

作品情報

初出「新小説」春陽堂、1911(明治44)年
分類NDC 913
公開日2006-12-19
最終更新2025-10-26
底本 「鏡花全集 巻十四」岩波書店
入力門田裕志
校正土屋隆

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