寺田 寅彦

雨の上高地

新字旧仮名 約4,427字・読了目安9分

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山好きの友人から上高地行を勧められる度に、自動車が通じるやうになつたら行くつもりだと云つて遁げてゐた。その言質をいよ/\受け出さなければならない時節が到来した。昭和九年九月廿九日の早朝新宿駅中央線プラットフォームへ行つて汽車を待つてゐると、…

作品情報

初出「登山とスキー」1935(昭和10)年10月
分類NDC 915
公開日2003-06-25
最終更新2014-09-17
底本 「現代日本紀行文学全集 中部日本編」ほるぷ出版
入力林幸雄
校正門田裕志

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