折口 信夫

盆踊りと祭屋台と

新字旧仮名 約8,810字・読了目安18分

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一 盂蘭盆と魂祭りと 盆の月夜はやがて近づく。広小路のそゞろ歩きに、草市のはかない情趣を懐しみはするけれど、秋に先だつ東京の盂蘭盆には、虫さへ鳴かない。年に一度開くと言はれた地獄の釜の蓋は一返では済まなくなつた。其に、旧暦が月齢と名を改めて…

作品情報

初出「大阪朝日新聞 附録」1915(大正4)年8月29日
分類NDC 384 386
公開日2007-02-02
最終更新2014-09-21
底本 「折口信夫全集 2」中央公論社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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