折口 信夫

狐の田舎わたらひ

新字旧仮名 約1,569字・読了目安3分

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藤の森が男で、稲荷が女であると言ふ事は、よく聞いた話である。後の社の鑰取りとも、奏者とも言ふべき狐を、命婦と言うたことも、神にあやかつての性的称呼と見るべきで、後三条の延久三年、雌雄両狐に命婦の名を授けられたなど言ふ話は、こじつけとは言へ、…

作品情報

初出「土俗と伝説 第一巻第三号」1918(大正7)年10月
分類NDC 387
公開日2007-05-01
最終更新2014-09-21
底本 「折口信夫全集 3」中央公論社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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