北村 透谷

思想の聖殿

新字旧仮名 約1,373字・読了目安3分

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思想の領地は栄光ある天門より暗濛たる深谷に広がれり。羽衣を着けたる仙女も此領地の中に舞ひ、悪火を吐く毒鬼も此の裡に棲めり。思想の境地は実に天の与へたる自由意志の鬭塲なり。美は醜と闘ひ、善は悪と争ふ、或は桂冠を戴きて此の舞台より歴史の或一隅に…

作品情報

初出「評論 十三號」女學雜誌社、1893(明治26)年9月23日
分類NDC 121 914
公開日2007-12-28
最終更新2014-09-21
底本 「現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房
入力kamille
校正鈴木厚司

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