泉 鏡花

夜釣

新字旧仮名 約3,063字・読了目安6分

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これは、大工、大勝のおかみさんから聞いた話である。 牛込築土前の、此の大勝棟梁のうちへ出入りをする、一寸使へる、岩次と云つて、女房持、小児の二人あるのが居た。飲む、買ふ、摶つ、道楽は少もないが、たゞ性来の釣好きであつた。 またそれだけに釣が…

作品情報

初出「新小説」春陽堂、1911(明治44)年
分類NDC 913
公開日2006-12-19
最終更新2025-10-26
底本 「集成 日本の釣り文学 第九巻 釣り話 魚話」作品社
入力門田裕志
校正土屋隆

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