電信柱と黒雲
新字新仮名 約204字・読了目安1分
電信柱が寒い風にあたってピーピーと泣いておりました。 黒い雲が来て、 「何を泣いているのだえ」 「寒いからさ。お前のような雲が来るから寒いのだ。こちらへ来ないでくれ」 「おれが悪いのじゃない。風がわるいのだ。おれは風につれられて来るのだから…
作品情報
| 初出 | 「九州日報」1924(大正13)年2月7日 |
|---|---|
| 分類 | NDC K913 |
| 公開日 | 2007-08-05 |
| 最終更新 | 2014-09-21 |
| 底本 | 「夢野久作全集7」三一書房 |
| 入力 | 川山隆 |
| 校正 | 土屋隆 |
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