新美 南吉

里の春、山の春

新字新仮名 約828字・読了目安2分

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野原にはもう春がきていました。 桜がさき、小鳥はないておりました。 けれども、山にはまだ春はきていませんでした。 山のいただきには、雪も白くのこっていました。 山のおくには、おやこの鹿がすんでいました。 坊やの鹿は、生まれてまだ一年にならな…

作品情報

分類NDC K913
公開日2003-01-09
最終更新2014-09-17
底本 「ごんぎつね 新美南吉童話作品集1」てのり文庫、大日本図書
入力めいこ
校正もりみつじゅんじ

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