北条 民雄

発病

新字旧仮名 約4,783字・読了目安10分

この作品を読む Amazonで探す

いつたいに慢性病はどの病気でも春先から梅雨期へかけて最も悪化する傾向がある。結核などはその著しい例であらうと思ふが、癩もやはりさうで、この頃になるとそれまで抜けなかつた頭髪が急に抜け始めたり、視力が弱つて眼がだんだんかすんだり充血したりする…

作品情報

分類NDC 916
公開日2010-10-17
最終更新2014-09-21
底本 「定本 北條民雄全集 下巻」東京創元社
入力Nana ohbe
校正伊藤時也

北条 民雄の他の作品

北条 民雄の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。