水野 仙子

犬の威厳

旧字旧仮名 約2,356字・読了目安5分

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『あなたは、あなたの旦那樣の御容子をすつかりお氣に召してゐらつしやる?』と、いきなりよしのさんの言葉が私に向いて來た。 『え?』 私はたいへんどぎまぎした。そんな質問が私の上にまで、利口な聽手になつて、默つてばかりゐた私にまで及んで來ようと…

作品情報

初出「中央文學」1914(大正3)年2月
分類NDC 913
公開日2003-01-23
最終更新2014-09-17
底本 「水野仙子集 叢書『青鞜の女たち』第10巻」不二出版
入力林幸雄
校正小林徹

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