水野 仙子

酔ひたる商人

旧字旧仮名 約13,346字・読了目安27分

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一 東北のある小さな一町民なる綿屋幸吉は、今朝起きぬけに例の郡男爵から迎への手紙を受け取つたのであつた。それはいつものやうに停車場近くの青巒亭といふ料理屋からの使であつた。幸吉はこの朝早々の招待を、迷惑に思はないでもなかつたけれど、酒の味も…

作品情報

初出「文章世界」1919(大正8)年7月
分類NDC 913
公開日2003-01-23
最終更新2014-09-17
底本 「水野仙子集 叢書『青鞜の女たち』第10巻」不二出版
入力林幸雄
校正小林徹

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