折口 信夫

沖縄を憶ふ

新字旧仮名 約3,698字・読了目安7分

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一 秋の日は、沖縄島を憶ふ。静かに燃ゆる道の上の日光。島を廻る、果てもない青海。目の限り遥かな水平線のあたりに、必白く砕ける干瀬――珊瑚礁の波。私は、島の兄弟らが、今どんな新しい経験をしてゐるか、身に沁みて思ふのである。 島の寂しい生活も、…

作品情報

初出「時事新報」1946(昭和21)年8月29~31日
分類NDC 382
公開日2019-07-29
最終更新2019-06-28
底本 「折口信夫全集 21」中央公論社
入力門田裕志
校正フクポー

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