田山 花袋 、田山 録弥

一少女

新字旧仮名 約4,779字・読了目安10分

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一 私達が北満洲に行つた時の話ですが、あのセミヨノフ将軍の没落した後のロシアの避難民のさまは悲惨を極めたものだつたさうです。何でもハルビンも危険だといふので、手に手を取つて松花江の氷の上をわたつて、陸続として長春から吉林の方へ入つて来たのだ…

作品情報

初出「令女界 第五巻第三号」1926(大正15)年3月1日
分類NDC 913
公開日2018-12-13
最終更新2018-11-24
底本 「定本 花袋全集 第二十二巻」臨川書店
入力tatsuki
校正津村田悟

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