田山 花袋 、田山 録弥

伊良湖岬

新字旧仮名 約4,112字・読了目安8分

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一 豊橋から田原に行く間は、さう大してすぐれたところもなかつたけれども――馬上に氷る影法師と芭蕉が詠んだあまつ縄手が長くつゞいてゐるばかりであつたけれども、田原が近くなると、江山の姿が次第に凡でなくなつて来た。そこには比較的高い山が海に突出…

作品情報

分類NDC 915
公開日2021-10-27
最終更新2022-02-27
底本 「定本 花袋全集 第二十四巻」臨川書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正hitsuji

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