船路
新字旧仮名 約10,666字・読了目安21分
大華表の下には既に舟の支度で出来て、真中の四布蒲団の上に、芝居で使ふやうな小さな角な火鉢が置かれてあるのをかれは目にした。 それは最早夕暮に近かつた。向うの長い丘には、まだ夕日の影が微かにさし残つてはゐたけれども、冬の日脚の短かさ、それも忽…
作品情報
| 初出 | 「太陽 第二十八巻第四号」1922(大正11)年4月1日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2019-04-13 |
| 最終更新 | 2019-03-29 |
| 底本 | 「定本 花袋全集 第二十二巻」臨川書店 |
| 入力 | tatsuki |
| 校正 | 津村田悟 |
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