岡本 綺堂

二階から

新字新仮名 約17,077字・読了目安34分

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二階からといって、眼薬をさす訳でもない。私が現在閉籠っているのは、二階の八畳と四畳の二間で、飯でも食う時のほかは滅多に下座敷などへ降りたことはない。わが家ながらあたかも間借りをしているような有様で、私の生活は殆どこの二間に限られている。で、…

作品情報

初出「木太刀」1915(大正4)年3、7、8、9月、1916(大正5)年1、4月号
分類NDC 914
公開日2008-12-29
最終更新2014-09-21
底本 「岡本綺堂随筆集」岩波文庫、岩波書店
入力川山隆
校正noriko saito

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