泉 鏡花 、泉 鏡太郎

人参

旧字旧仮名 約6,451字・読了目安13分

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京師の張廣號は、人參の大問屋で、聞えた老鋪。銀座で一番、と云ふづツしりしたものである。 一日の事で、十八九の一人の少年、馬に打乘り、荷鞍に着けた皮袋に、銀貨をざく/\と鳴して來て、店頭へ翻然と降り、さて人參を買はうと云ふ。 馬に銀袋を積んで…

作品情報

分類NDC 913
公開日2011-09-26
最終更新2014-09-16
底本 「鏡花全集 巻二十七」岩波書店
入力門田裕志
校正川山隆

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