泉 鏡花 、泉 鏡太郎

真夏の梅

旧字旧仮名 約9,478字・読了目安19分

この作品を読む Amazonで探す

梅や漬梅――梅や漬梅――は、……茄子の苗や、胡瓜の苗、……苗賣の聲とは別の意味で、これ、世帶の夏の初音である。さあ、そろ/\梅を買はなくては、と云ふ中にも、馴染の魚屋、八百屋とは違つて、此の振賣には、値段に一寸掛引があつて、婦たちが、大分外…

作品情報

初出「女性 第十巻第三号」プラトン社、1926(大正15)年9月1日
公開日2024-09-07
最終更新2024-09-04
底本 「鏡花全集 巻二十七」岩波書店
入力門田裕志
校正岡村和彦

泉 鏡花の他の作品

泉 鏡花の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。