牧野 信一

半島の果にて

新字旧仮名 約1,006字・読了目安2分

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神妙な療養生活がどうやら利きめがあらはれて、陽気もおひおひと和んで来ると、酒の有りがたさが沁々と感ぜられるのである。やはりわたしは、わらはうとおもへば、どうやらわらふことも出来さうな風来の大酒家であり、若しも陶然としてさへゐれば、何処に住ん…

作品情報

初出「文藝通信 第三巻第四号(四月号)」文藝春秋社、1935(昭和10)年4月1日
分類NDC 914
公開日2011-11-22
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第六巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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