牧野 信一

自烈亭

新字旧仮名 約1,329字・読了目安3分

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僕は近頃また東京に舞ひ戻つて息子と二人で、霞荘といふところに寄宿しながら全く慎ましい日夕をおくり迎へて別段不足も覚えないのであるが、こんな小さな部屋では酒をのむわけにもゆかず、いつも神妙な顔をして、こつこつと小説を書き、書いても書いても何と…

作品情報

初出「モダン日本 第七巻第一号(新年特別号)」文藝春秋社、1936(昭和11)年1月1日
分類NDC 914
公開日2011-11-14
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第六巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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