牧野 信一

愚かな朝の話

新字旧仮名 約7,590字・読了目安15分

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窓に限られた小さな空が紺碧に澄み渡つて、――何かかう今日の一日は愉快に暮せさうな、といふやうな爽々しい気持が、室の真中に上向けに寝転むだ儘、うつとりとその空を眺めあげた私の胸にふはふはと感ぜられました。 能ふ限り、意識して――その意識がワザ…

作品情報

初出「秀才文壇 第二十一巻第四号(四月号)」文光堂、1921(大正10)年4月1日
分類NDC 913
公開日2011-06-16
最終更新2014-09-16
底本 「牧野信一全集第一巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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