森 鴎外

半日

旧字旧仮名 約17,649字・読了目安35分

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六疊の間に、床を三つ並べて取つて、七つになる娘を眞中に寢かして、夫婦が寢てゐる。宵に活けて置いた桐火桶の佐倉炭が、白い灰になつてしまつて、主人の枕元には、唯ゞ心を引込ませたランプが微かに燃えてゐる。その脇には、時計や手帳などを入れた小葢が置…

作品情報

初出「昴 第三號」1909(明治42)年3月1日
分類NDC 913
公開日2012-08-30
最終更新2014-09-16
底本 「鴎外全集 第四卷」岩波書店
入力相川良彦
校正阿部哲也

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