野村 胡堂

銭形平次捕物控

118 吹矢の紅

旧字旧仮名 約12,754字・読了目安26分

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一 錢形平次はお上の御用で甲府へ行つて留守、女房のお靜は久し振りに本所の叔母さんを訪ねて、 「しいちやんのは鬼の留守に洗濯ぢやなくて、淋しくなつてたまらないから、私のやうなものを思ひ出して來てくれたんだらう」などと、遠慮のないことを言はれな…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1941(昭和16)年2月号
分類NDC 913
公開日2016-08-30
最終更新2019-10-28
底本 「錢形平次捕物全集第二十四卷 吹矢の紅」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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