樋口 一葉

われから

旧字旧仮名 約47,250字・読了目安95分

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⦅一⦆ 霜夜ふけたる枕もとに吹くと無き風つま戸の隙より入りて障子の紙のかさこそと音するも哀れに淋しき旦那樣の御留守、寢間の時計の十二を打つまで奧方はいかにするとも睡る事の無くて幾そ度の寢がへり少しは肝の氣味にもなれば、入らぬ浮世のさま/″\…

作品情報

初出「文藝倶楽部 第二卷第六編」1896(明治29)年5月10日
分類NDC 913
公開日2019-11-23
最終更新2019-11-01
底本 「文藝倶楽部 第二卷第六編」博文館
入力万波通彦
校正Juki

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