木暮 理太郎

奥秩父の山旅日記

新字新仮名 約36,536字・読了目安73分

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私が始めて秩父の山々から受けた最も強い印象は、其色彩の美しいこと及び其連嶺の長大なることであった。水蒸気の代りに絹針でも包んだような上州名物の涸風が、木の葉色づく十月の半過ぎから雪の白い越後界の山脈を超えて、収穫に忙しい人々の肌を刺すように…

作品情報

初出「山岳」1916(大正5)年10月
分類NDC 291 786
公開日2013-07-18
最終更新2014-09-16
底本 「山の憶い出 上」平凡社ライブラリー、平凡社
入力栗原晶子
校正雪森

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