木暮 理太郎

春の大方山

新字新仮名 約7,882字・読了目安16分

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南アルプスの二、三の山が東京から望まれることが確実となったので、外にも尚お、遠い大井川奥の空から煤煙の都東京をこっそり覗いている山が或は有るかも知れない。夫を探し出すには東から眺めた山々の姿を眤と瞳の底に烙き付けて置く必要がある。この見地か…

作品情報

初出「登山とはいきんぐ」1935(昭和10)年8月
分類NDC 291 786
公開日2014-02-15
最終更新2014-09-16
底本 「山の憶い出 上」平凡社ライブラリー、平凡社
入力栗原晶子
校正雪森

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