樋口 一葉

うつせみ

旧字旧仮名 約16,582字・読了目安33分

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一 家の間數は三疊敷の玄關までを入れて五間、手狹なれども北南吹とほしの風入りよく、庭は廣々として植込の木立も茂ければ、夏の住居にうつてつけと見えて、場處も小石川の植物園にちかく物靜なれば、少しの不便を疵にして他には申す旨のなき貸家ありけり、…

作品情報

初出「讀賣新聞」1895(明治28)年8月27~31日
分類NDC 913
公開日2014-12-08
最終更新2016-09-06
底本 「樋口一葉全集第二卷」新世社
入力万波通彦
校正岡村和彦

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