吉川 英治

日本名婦伝

細川ガラシヤ夫人

新字新仮名 約14,279字・読了目安29分

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一 暁からの本能寺の煙が、まだ太陽の面に墨を流しているうちに、凶乱の張本人、光秀の名と、信長の死は、極度な人心の愕きに作用されて、かなり遠方まで、国々の耳をつらぬいて行った。わけても、勝龍寺の城などは、事変の中心地から、馬なら一鞭で来られる…

作品情報

初出「主婦之友」昭和15年7月号
分類NDC 913
公開日2014-09-30
最終更新2014-09-15
底本 「剣の四君子・日本名婦伝」吉川英治文庫、講談社
入力川山隆
校正雪森

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