伊藤 左千夫

水籠

新字新仮名 約5,056字・読了目安10分

この作品を読む Amazonで探す

表口の柱へズウンズシリと力強く物のさわった音がする。 この出水をよい事にして近所の若者どもが、毎日いたずら半分に往来で筏を漕ぐ。人の迷惑を顧みない無遠慮なやつどもが、また筏を店の柱へ突き当てたのじゃなと、こう思いながら窓の格子内に立った。も…

作品情報

初出「ホトヽギス 第十一卷第二號」1907(明治40)年11月1日
分類NDC 913
公開日2019-09-18
最終更新2019-08-30
底本 「野菊の墓 他四篇」岩波文庫、岩波書店
入力高瀬竜一
校正岡村和彦

伊藤 左千夫の他の作品

伊藤 左千夫の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。