木暮 理太郎

渓三題

新字新仮名 約6,562字・読了目安13分

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いつぞや秩父の長瀞見物に行って来た人が「どうもいい景色ですな、あんな所は山の中にもそう沢山はありますまい」というて、其話をして呉れたことがある。私は黙って夫を聞きながらも、始めてあれを見る都の人には無理もないことだと思った。然し長瀞は秩父赤…

作品情報

初出「中学生」1924(大正13)年8月
分類NDC 291 786
公開日2015-12-17
最終更新2015-09-01
底本 「山の憶い出 下  」平凡社ライブラリー、平凡社
入力栗原晶子
校正雪森

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