銀鼎
新字旧仮名 約16,467字・読了目安33分
一 汽車は寂しかつた。 わが友なる――園が、自から私に話した――其のお話をするのに、念のため時間表を繰つて見ると、奥州白河に着いたのは夜の十二時二十四分で―― 上野を立つたのが六時半である。 五月の上旬……とは言ふが、まだ梅雨には入らない。…
作品情報
| 初出 | 「国本 第一巻第七号」国本社、1921(大正10)年7月1日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2016-09-07 |
| 最終更新 | 2016-09-02 |
| 底本 | 「新編 泉鏡花集 第十巻」岩波書店 |
| 入力 | 日根敏晶 |
| 校正 | 門田裕志 |
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