山本 周五郎

紅梅月毛

新字新仮名 約16,541字・読了目安33分

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一 慶長十年二月はじめの或る日、伊勢のくに桑名城のあるじ本多中務大輔忠勝の家中で、馬術に堪能といわれる者ばかり十六人が城へ呼ばれた。深谷半之丞もそのひとりだった、かれが登城して遠侍の間へはいると、そこにはもう殆んどみんな集って、さかんに馬の…

作品情報

初出「富士」大日本雄辯會講談社 、1944(昭和19)年4月号
公開日2026-02-01
最終更新2026-01-31
底本 「山本周五郎全集第十九巻 蕭々十三年・水戸梅譜」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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