山本 周五郎

三十二刻

新字新仮名 約16,009字・読了目安32分

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一 「到頭はじめました」 「そうか」 「長門どのでも疋田でも互いに一族を集めております。大手の木戸を打ちましたし、両家の付近では町人共が立退きを始めています」 「ではわしはすぐ登城しよう」 「いやただ今お触令がございまして、何分の知らせをす…

作品情報

初出「国の華」1940(昭和15)年9~10月号
公開日2024-03-14
最終更新2026-08-11
底本 「山本周五郎全集第十八巻 須磨寺附近・城中の霜」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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