山本 周五郎

五瓣の椿

新字新仮名 約153,558字・読了目安307分

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序章 天保五年正月二日に、本所の亀戸天神に近い白河端というところで、中村仏庵という奇人が病死した。年は八十四歳であった。彼は大工と畳職の棟梁であるが、書をよくし、雲介舎弥太夫と号していた。それは、箱根へ湯治にいったとき、駕籠舁から息杖を買っ…

作品情報

初出「講談倶楽部」1959(昭和34)年1月~9月
分類NDC 913
公開日2018-04-27
最終更新2022-11-06
底本 「山本周五郎全集第十一巻 赤ひげ診療譚・五瓣の椿」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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