山本 周五郎

違う平八郎

新字新仮名 約14,323字・読了目安29分

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一 永禄十三年正月元日、尾張国清洲城は、祝賀の宴で賑わっていた。 東海の雄今川義元を田楽狭間に屠ったのが二十七歳、それ以来斎藤龍興を降し、近江十八城を抜き、征馬を駆って摂津、河内を蹂躙した織田信長は、威勢ようやく天下を呑むの時期にあった。 …

作品情報

初出「講談倶楽部」大日本雄辯會講談社、1939(昭和14)年3月号
公開日2026-03-31
最終更新2026-03-26
底本 「山本周五郎全集第十八巻 須磨寺附近・城中の霜」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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