山本 周五郎

日本婦道記

墨丸

新字新仮名 約15,846字・読了目安32分

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一 お石が鈴木家へひきとられたのは正保三年の霜月のことであった。江戸から父の手紙を持って、二人の家士が伴って来た、平之丞は十一歳だったが、初めて見たときはずいぶん色の黒いみっともない子だなと思った。 「お石どのは父上の古いご友人のお子です」…

作品情報

初出「婦人倶楽部」大日本雄辯會講談社、1945(昭和20)年9月
分類NDC 913
公開日2019-11-22
最終更新2019-10-28
底本 「山本周五郎全集第二巻 日本婦道記・柳橋物語」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正酒井和郎

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