山本 周五郎

日本婦道記

風鈴

新字新仮名 約14,171字・読了目安28分

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一 妹たちが来たとき弥生はちょうど独りだった。良人の三右衛門はまだお城から下らないし、与一郎も稽古所から帰っていなかった。二人を自分の部屋へみちびいた弥生は縫いかけていた物を片つけ、縁側に面した障子をあけた。妹たちがきっと庭を見るだろうと思…

作品情報

初出「婦人倶楽部」大日本雄辯會講談社、1945(昭和20)年11月~12月
分類NDC 913
公開日2020-02-14
最終更新2020-01-24
底本 「山本周五郎全集第二巻 日本婦道記・柳橋物語」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正酒井和郎

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