山本 周五郎

赤ひげ診療譚

02 駈込み訴え

新字新仮名 約22,518字・読了目安45分

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一 その日は事が多かった。――午前十時ごろに北の病棟で老人が死に、それからまもなく、重傷を負った女人夫が担ぎこまれた。保本登は老人の死にも立会い、女人夫の傷の縫合にも、新出去定の助手を勤めたが、――それが彼の見習医としての初めての仕事になっ…

作品情報

初出「オール讀物」1958(昭和33)年4月号
分類NDC 913
公開日2018-07-21
最終更新2018-07-05
底本 「山本周五郎全集第十一巻 赤ひげ診療譚・五瓣の椿」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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