山本 周五郎

赤ひげ診療譚

06 鶯ばか

新字新仮名 約23,304字・読了目安47分

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一 俗に「伊豆さま裏」と呼ばれるその一帯の土地は、松平伊豆守の広い中屋敷と、寛永寺の塔頭に挾まれて、ほぼ南北に長く延びていた。表通りには僅かばかりの商店と、花やあか桶を並べた寺茶屋があるほかは、商家のつつましい隠宅とか、囲い者、かよい番頭な…

作品情報

初出「オール読物」1958(昭和33)年10月
分類NDC 913
公開日2018-11-22
最終更新2018-10-24
底本 「山本周五郎全集第十一巻 赤ひげ診療譚・五瓣の椿」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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