尾崎 士郎

親馬鹿入堂記

新字新仮名 約13,908字・読了目安28分

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父親 三十五歳のとき、長女が生れた。昭和八年である。私にとっては、まったく思いがけない出来事だった。そのとき、ある婦人雑誌から、はじめて父親になった感想を求められ、父親たるべき腹の出来ていないことを答えたことを覚えている。当時の日記をひろげ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2022-02-19
最終更新2022-01-28
底本 「親馬鹿読本」鱒書房
入力sogo
校正持田和踏

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