新美 南吉

おしどり

新字新仮名 約6,444字・読了目安13分

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林泉のほとりに今日も若者はひとりうっそりしゃがんでいた。冠はほころびくつには穴があき、あごにははらはらとぶしょうひげがみられ、頬骨の下にはのみでえぐったようなくぼみがあった。そして凝視している涼しい眼には深い哀しみの色がやどっていた。その眼…

作品情報

分類NDC K913
公開日2022-03-22
最終更新2022-02-25
底本 「新装版 新美南吉童話集 3 花のき村と盗人たち」大日本図書
入力岩崎準子
校正持田和踏

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