寺田 寅彦

赤

新字新仮名 約402字・読了目安1分

この作品を読む Amazonで探す

蒲団を引っかぶって固く目を閉じると何も見えぬ。しばらくすると真赤な血のような色の何とも知れぬものが暗黒の中に現れる。なお見ているとこれが次第に大きくなって突然ぐるぐると廻り出す。それはそれは名状し難い速さで廻っているかと思うと急に花火の開い…

作品情報

初出「ほととぎす」1899(明治32)年5月10日
分類NDC 914
公開日2022-06-17
最終更新2022-05-27
底本 「寺田寅彦全集 第十二巻」岩波書店
入力砂場清隆
校正木下聡

寺田 寅彦の他の作品

寺田 寅彦の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。